七ふくたいむず2024 1月

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七ふくたいむず2024 1月

  • 24.01.31

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    元日から能登地方で大きな災害がありました。

    日本は地震や台風、大雨などの災害が毎年のように起こりますし、そのための備えもとても大切です。

    特に医療にとって災害は大きな問題に直結することが多く、薬などの医療品の不足、透析治療の実施などに関する問題は必ず起こります。

    災害はいつどこで起こるかわかりませんので、常に医療者側も患者側も意識をしておく必要があります。

    医療以外の部分では食料や飲料水の確保、災害用トイレの準備などが必要です。

    医療的な部分としては、まず薬の確保です。

    普段から薬が完全に無くならないように調整したり、余裕をもって処方を受けるなどの対策が必要です。

    透析患者さんの場合は、災害時に数日間透析治療が受けられない可能性もあります。

    いつも通り水分や食事を摂取した状態で3日、4日透析治療が受けられない場合、水分の貯留や尿毒素の増加、高カリウム血症などを来す可能性があります。

    そのため災害時はできるだけ水分摂取を制限したり、カリウムの多い食材を減らすことが必要です。

    2次的な被害を起こさないために普段から意識しておくことが大切です。

    災害の種類や規模などに関して、最近では自治体のホームページなどに災害ハザードマップや浸水予測、地震の揺れやすさなどが公開されています。

    避難所や避難経路、避難方法の確認などを行い、災害の備えを高めていきましょう。

    七ふくたいむずにも書いたように、災害が起こった場合、自分の身を最低でも1週間守れるだけの備えが必要です。

    救援物資の到着やインフラの整備には時間がかかることが多いので、電気、ガス、水道がない生活を想像してみることも、災害対策の一つかもしれません。

    当院でも災害対策について今一度考え、避難誘導や緊急時の動きについて再度確認をしていきたいと考えております。

    一人ひとりができることを確認し、いつ起こるかわからない災害への備えをしていきましょう。

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