七ふくたいむず2026 8月
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26.08.28
高齢者は「のどが渇いていないから大丈夫」に注意!
夏の脱水を防ぎましょう
暑い日が続くと、汗をかくことで体から多くの水分が失われます。
特に高齢の方は、若い人に比べて脱水に気づきにくく、気づかないうちに脱水が進んでしまうことがあります。
「のどが渇いていないから、水分は足りている」と思っていませんか?
実は、高齢者では「のどが渇いた」という感覚そのものが弱くなることがあります。環境省も、高齢者はのどの渇きを感じにくいため、のどが渇く前からこまめに水分をとることが大切としています。
なぜ高齢者は脱水になりやすいのでしょうか?
大きく3つの理由があります。
① のどの渇きを感じにくくなる
加齢に伴って、体内の水分が減ったことを感じる「口渇」の感覚が鈍くなることがあります。そのため、本当は水分が不足しているのに「まだ大丈夫」と思ってしまいます。
② 体内の水分を保つ力が低下する
年齢とともに筋肉量が減ると、体内に蓄えられる水分も少なくなります。また、腎臓の水分調節機能も加齢によって変化するため、脱水になりやすくなります。
③ 水分をとること自体を忘れてしまう
「トイレが近くなるから飲みたくない」「忙しくて飲むのを忘れた」ということもあります。また、食事量が減ると、食事から自然に入ってくる水分も少なくなります。
つまり高齢者では、「水分が不足する→のどが渇かない→水分をとらない→さらに脱水が進む」という悪循環が起こりやすいのです。
脱水を防ぐために、今日からできること
ポイントは、「のどが渇いてから飲む」のではなく、「時間を決めて飲む」ことです。
例えば、
- 起床したとき
- 朝・昼・夕食のとき
- 入浴の前後
- 外出や運動の前後
- 就寝前
など、毎日の生活の中に水分補給のタイミングを組み込んでみましょう。環境省も、起床時・就寝前・入浴前後など、脱水になりやすいタイミングでの水分補給を勧めています。
一度に大量に飲むより、少量ずつ、こまめに補給する習慣をつくることが大切です。
また、暑い日は水分補給だけでなく、エアコンを適切に使用して室温を調整する、外出を控える、涼しい場所で休むといった「暑さを避ける対策」も重要です。高齢者では室内でも熱中症になることがあります。
「食事」も脱水予防になります
夏になると「食欲がないから、そうめんだけ」「暑いから食事を抜く」という方もいます。
しかし、食事には水分や電解質も含まれています。
暑い日こそ、食べやすいものを工夫しながら、食事をきちんととることも脱水予防につながります。
ただし、心臓や腎臓の病気などで水分摂取量を制限されている方は、自己判断で水分量を増やさないでください。
主治医から指示されている水分量を守ることが大切です。
※こんな変化があれば要注意
脱水が進むと、尿の色が濃くなる、尿の回数が減る、口や唇が乾く、だるい、めまい・立ちくらみ、頭痛などの症状が出ることがあります。
さらに、普段よりぼんやりしている、意識がはっきりしない、受け答えがおかしいといった変化は見逃せません。
「本人は大丈夫と言っているから」と安心せず、ご家族や周囲の方が声をかけてあげることも大切です。
夏の脱水は、「のどが渇いてから対策する」のでは遅れることがあります。
暑さのピークは過ぎましたが、熱中症対策は引き続き必要です。
「渇く前に、こまめに」
「暑さを避ける」
「食事もしっかり」
を意識して、元気に秋を迎えましょう。




