七ふくたいむず2026 1月

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七ふくたいむず2026 1月

  • 26.01.30

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    冬の血圧にご注意を

    ―寒い季節に命を守るために、今日からできること―

    冬になると、「血圧が高くなってきました」「寒い朝にフラっとすることがあります」といったご相談が増えてきます。
    実は、冬の寒さそのものが血圧を上げやすくする大きな要因であり、特に高血圧や生活習慣病をお持ちの方にとっては注意が必要な季節です。

    今回は、なぜ冬に血圧が上がりやすいのか、そして日常生活でできる具体的な対策について、できるだけわかりやすくお伝えします。


    なぜ冬は血圧が上がりやすいのでしょうか?

    寒い空気に触れると、私たちの体は熱を逃がさないように、血管をぎゅっと縮めます
    血管が細くなると、その中を血液が流れるためにより強い力が必要になり、結果として血圧が急に上昇します。

    この血圧の急激な変動は、
    ・脳卒中
    ・心筋梗塞
    といった、命に関わる病気の引き金になることがあります。

    特に冬は、

    • 朝起きた直後

    • トイレや脱衣所など寒い場所に移動したとき

    • 入浴前後
      といった場面で、血圧が大きく変動しやすいため注意が必要です。


    「寒暖差」が血圧を乱します

    冬の血圧対策でとても大切なのが、寒暖差をできるだけ少なくすることです。

    世界保健機関(WHO)は、冬の居室温度を**18~24℃**に保つことを推奨しています。
    リビングだけ暖かくしても、脱衣所・浴室・トイレが冷えていると、そこで急激な血圧上昇が起こってしまいます。

    • 脱衣所やトイレに小型ヒーターを設置する

    • 入浴前に浴室を暖めておく

    • 寝室も寒くなりすぎないよう暖房や寝具を工夫する

    こうした小さな工夫が、ヒートショックや血圧の急変を防ぐ大きな助けになります。


    安全なお風呂の入り方を心がけましょう

    冬のお風呂は気持ちがいい反面、血圧の変動が大きくなりやすい時間でもあります。

    ・お湯の温度は40~41℃まで
    ・入浴時間は10分以内がおすすめです

    42℃以上の熱いお湯は、血圧を急激に変動させるだけでなく、皮脂を奪いすぎてしまい、乾燥やかゆみ、フケなどの肌トラブルの原因にもなります。

    また、湯船に入る前には、かけ湯をして手足からゆっくり体を慣らすことが大切です。
    急に肩まで浸かるのは避けましょう。

    入浴後は冬でも汗をかいています。水分補給を忘れずに行いましょう。


    起床時・外出時は「ゆっくり」が合言葉

    寒い朝は、布団から勢いよく起き上がると血圧が一気に上がってしまいます。

    ・布団の中で手足を軽く動かす
    ・体を目覚めさせてから、ゆっくり起き上がる

    このひと手間が、血圧の急上昇を防ぎます。

    外出時は、

    • マフラー

    • 帽子

    • 手袋

    などを使って、首元・頭・手足をしっかり保温しましょう。
    特に首には太い血管が通っているため、温めることで全身が温まりやすくなります。


    毎日の血圧測定が、体調管理のカギです

    血圧は「体調のバロメーター」です。
    毎日、同じ時間・同じ条件で測定し、記録を続けましょう。

    • いつもより高い日が続く

    • 日による血圧の変動が大きい

    このような変化に気づいたら、我慢せずに医師やスタッフへご相談ください
    早めの対応が、大きな病気を防ぐことにつながります。


    まとめ

    冬は、知らず知らずのうちに血圧が上がりやすい季節です。
    しかし、

    • 室内の寒暖差を減らす

    • お風呂の入り方に気をつける

    • 起床時・外出時はゆっくり行動する

    • 毎日血圧を測定する

    といった日常のちょっとした心がけで、リスクを大きく減らすことができます。

    寒い冬を、安心して元気に過ごすために、気になることがあれば、診察時にお気軽にご相談ください。

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