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腎臓リハビリテーションについて

腎臓リハビリテーションを行うことにより、患者さんの運動耐容能の改善だけでなく、ADL(日常生活動作)改善、低栄養の改善、QOL(生活の質)向上、さらには生命予後の向上がもたらされると期待されます。

腎臓リハビリテーションの流れ

透析中、血圧が比較的安定した時間帯に行います。

1.ウォーミングアップ(ストレッチ)
① 足首外回し
② 足首内回し
③ 足首倒し
④ 足指グーパー
⑤ 足を組んで引き寄せる
⑥ 両足をブラブラさせリラックス
2.筋力トレーニング
① トゥーレイズ(30回):両膝を立ててつま先を上げたり降ろしたりします。
  目的:足首周り、すねの筋肉を鍛えることでつまずき防止になります。
② レッグレイズ(10回):右足を立てて、左足をまっすぐにして1.2.3.4で上げて5.6.7.8で降ろします。
  目的:太ももの前側の筋肉を鍛えることで足が出やすくなり、歩きやすくなります。
③ おしり上げ(10回):両膝を立てて1.2.3.4でおしりを上げて5.6.7.8で降ろします。
  目的:おしりや背中・太ももの裏側の筋肉を鍛えることで体幹が鍛えられバランスがよくなります。
3.クールダウン(ストレッチ)
① ウォーミングアップ①~④を行う。
② 太ももを引き寄せる。
③ 両足をブラブラさせリラックスし終了。

以上、約20分の運動療法を行う。

腎臓リハビリテーションQ&A

    腎臓リハビリテーションの重要性(なぜ今運動療法?)
  • 透析患者さんは週3回(1回4時間)透析療法を実施しております。一般的にはベッド上もしくはチェアーでの透析となりますので、一日24時間のうち約1/6は身体的に制限されており、透析療法実施日の身体的活動量が低下してしまうことが多いと考えられます。また、心疾患、腎性貧血等の様々な合併症により運動耐容能は低下し、QOL(生活の質)の低下へとつながっていきます。よって、透析患者の体力維持、廃用症候群の対策として運動療法は非常に重要であり、近年透析患者に対する運動療法の有効性が数多く報告されております。
  • 運動するとどうなるの?
  • 在宅でも可能な運動を、長期的に適切に行うことで、身体活動や筋肉量を向上させ、透析患者の生命予後をも改善させることができます。
  • 透析中に運動しても大丈夫なの?
  • 透析中の運動療法では、運動中に血圧モニターや自覚・他覚症状の確認を医療従事者のいる前で行え、かつ透析開始後で心不全が改善し、除水も過度にならない段階での運動であるため、極めて安全に行える点でも有利であると考えられます。
  • 運動耐容能とは?
  • 運動耐容能とは,その人がどれくらいまでの運動に耐えられるかの限界をさします。つまり、どの程度の運動ができるかということです。
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